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高血圧治療薬、アダラートについて

2019年12月07日

アダラートは高血圧の治療薬で、その種類には、アダラート、アダラートL、アダラートCRの3つが現在、発売されています。
一番古いのがアダラートで1976年の発売、次いでアダラートLで1985年の発売、最も新しいのがアダラートCRで1998年の発売です。
発売年度が新しいものほど、改良を重ねています。
より副作用が少なく、より安全性の高く使いやすくなったと言ってよいでしょう。
現在は高血圧の治療にアダラートが使われることはほとんどなく、もっぱらアダラートCRが使われています。
アダラートの一般名はニフェジピンで、カルシウム拮抗薬に属する高血圧の治療薬です。
高血圧の治療薬にはいろいろな種類がありますが、カルシウム拮抗薬は最も血圧を下げる効果が確実な種類だと言えます。
ダイレクトに血管に作用して他の部分には作用しにくいので、余計な副作用も少ない点もカルシウム拮抗薬のメリットです。
その中でもアダラートCRは、穏やかにゆっくりと効果が出ることや二相性であることが大きな特徴です。
アダラートCRは、降圧力が強いので確実に血圧を下げてくれます。
作用時間も24時間と長いため、飲み忘れることも少なく服用しやすいということもメリットです。
そして、何よりも大きな特徴は、服用後3~4時間と12時間後に血中濃度が高くなる2相性を示す薬だと言うことです。
そのため、夜間や早朝に血圧が高くなるタイプの高血圧の治療にも向いています。
アダラートの一般名はニフェジピンですが、ニフェジピンは併用に注意する薬や飲み合わせに注意が必要な薬がいくつかあります。
心臓の薬のジコキシンや抗真菌薬のイトラコナゾールやミコナゾールとの飲み合わせは要注意です。
イトラコナゾールやミコナゾールとの飲み合わせは血中濃度を高めることが判っています。
また、抗けいれん薬のリファンピシリンやカルバマゼピン、胃薬のシメチジン、免疫抑制薬のタクロリムスやシクロスポリンとの飲み合わせも要注意となっています。
お薬ではなく食べ物ですが、グレープフルーツとの飲み合わせも要注意としてあがっています。
グレープフルーツジュースとの飲み合わせでは、血中濃度を高めて血圧が下がり過ぎることがあるので、グレープフルーツジュースを服用直後に飲んだりすることは止めてください。
また、飲酒直後にアダラートを服用したり、アダラートを服用した直後に飲酒するのも止めましょう。
飲酒も血管を広げるので、頭痛や動悸といった副作用が強く出やすくなります。
お薬は用法や用量を守って正しく使ってください。
当たり前のことのようですが、守れていない人が多いです。
アダラートを服用中の方は、今一度、用量用法を守って服用しているか、薬の袋やお薬手帳をご確認ください。